修理の流れ①
アメリカでよく見かけるタイプのアメリカンヴィンテージランプです。 50〜60年代くらいのものでしょう。
ペットにコードを噛み切られ電気が点かなくなってしまったそうです。どういった修理を行ったか載せていきます。

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    ①商品状態の確認

    ヴィンテージショップで購入されたフロアランプ。全体の状態と使われているパーツを見るに、日本での修理は行われていない模様。ソケットは長年の使用により、埃が周りに溜まっています。

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    ②商品状態の確認

    プラグ根元部分をペットに噛みちぎられたのですが、それ以外にもこの様にコードが噛まれて中の線が露出している部分がチラホラ。

    この状態で使用すると、火事の原因や感電などの恐れが大です!

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    ③商品状態の確認

    コードを留めているパーツ部分も、長く使い込んできた事による劣化が著しいです。

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    ④商品状態の確認

    シェードが自由に回るタイプなので、コードの事を考えずに使用すると中で捻れて断線のもとです。もちろんこれは修理依頼者ではなく、その前の使用者がやってしまっている可能性も大きいです。

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    ⑤パーツの替えがない

    交換できるパーツは交換しますが、稀に意匠が変わってしまう為、交換が難しい場合もあります。今回はそれがスイッチの黒い部分です。

    ソケットはスイッチとの一体タイプでスイッチの回す部分が当店で用意のある現行品と形が異なります。

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    ⑥分解

    状態確認が終わり、修理の道筋が経ったので分解していきます。

修理の流れ②

パーツを交換、クリーニングして組み立てていきます。

配線はお客様希望カラーの黒に変更。

必要な長さにカットし、仕込んでいきます。

こういったビニール平コードであればゴールド、シルバー、カッパー、黒、白の5色。ツイストコードなども用意がございます。

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コードが仕込み終わったら必要なパーツを組んでいきます。

その際はコードを傷つけないように注意していきます。

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スイッチは出来れば変えたくないとのことで、ソケットが生きていればソケットはそのまま利用する事に。

結果、通電確認できたのでクリーニングしてそのまま使用することに決定しました。


※お客様にも説明済みですが、部分的に通電パーツを再利用することはリスクも伴います。そのパーツがいつ破損するかわからないので、修理しなければならないタイミングが早まる可能性があるからです。

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完成です!
パーツ交換、クリーニングともに無事に終わりました。

点灯チェックをして完成です。

今回はソケットのみをそのまま使わせて頂きましたが、スイッチの形を変えても良ければソケット交換も勿論可能です。

新たな形になり、これからも永く活躍する事でしょう。

修理依頼を頂いたお客様、掲載許可を頂きありがとうございました。  

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