依頼内容
電気が点かなくなった。

今回の修理依頼はフレンチペンダントライト1灯。

フランスなどでよく見られる天使をモチーフにしたペンダントです。

1灯で購入されたそうですが、空いている手にもコードやチェーンを通せる穴が

空いていることから、2灯で製作されたものと推測されます。

使用する中で1灯のガラスシェードが破損し、1灯にカスタマイズしたんですね。

原因確認
どこで問題が起きたか

お客様にヒアリングをして、何が問題で電気が点かなくなったかを探ります。 

ソケットとコードはフランスでよく見られるものが使われていました。

日本で交換していないものと考え、ソケットを開けてみると、ソケットに繋いである配線が切れていました。


電気の怖いところ
火が出る可能性がある

ソケット内部には火花が散った跡がありました。以前の修理ページにも記載していますが、 家具と違って照明は電気を使うので、古い照明、メンテナンスをしていない照明では こういったことが起こります。 やはり怖い目に遭うと修理の大事さを理解して頂けますが、大事が起こる前に 修理を行うのが一番です。


修正部分①
販売先の対応がわかります

電気系統の修理箇所以外にも修正した方が良いだろうと思う点がいくつかありました。

写真はチェーンで長さを調整するのですが、余ったチェーンもそのままです。

さらには太い針金でも長さを調整していますね。

これでは折角の照明の意匠が台無し。

販売先が専門店ではなくても、商品を良くして販売しようとしていないようで悲しいです。

修正後

いらないパーツを取り除きます。

必要なチェーンのみにすれば、このようにスッキリします。

修正部分②
チェーンの代わりに紐を使用

花をモチーフにしたフランジ(目隠し)の上に引掛シーリングを取り付けしてありましたが繋いでいたのは紐?縄?でした。

しっかりチェーンで繋ぎましょう。

修正後

当店でチェーンを用意

紐を取り除き、当店で合うチェーンを取り付け。

当店オリジナルのフランジカップも採用頂きました。

これで天井までしっかり引掛シーリングが隠れます。

素材は真鍮でフレームに色味を合わすことも可能でしたが、お客様が経年変化を楽しみたいとの事でしたので、無垢の状態で取り付け。

両手からチェーンを通す
取り除いたチェーンを再利用します。

本来2灯の為に両の手にチェーンやコードを通せる穴があるので、両側からチェーンを通して、中央に1灯のガラスシェードが来るように調整しました。

提案にお客様も納得いただいたので良かったです。

その方が天使の傾きのバランスも良くなったと思います。

修理完了です

sample


ソケットはそのまま使えるのであれば、使いたいとのことで既存のバヨネット式ソケットをそのまま使いました。

新しいバヨネット式ソケットも取り寄せて修理することも勿論可能です。

新たな形になり、これからも永く活躍する事でしょう。

修理依頼を頂いたお客様、掲載許可を頂きありがとうございました。


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